16/3/18 再生医療等委員会の活動報告
いつもお世話になっております。
日本薬事法務学会事務局です。
今日は、再生医療等委員会学会の活動報告をさせていただきます。
皆さまご存知でしょうか。
日本薬事法務学会は、第三種の認定再生医療等委員会の役割も担っています。
先日、東海北陸厚生局主催の委員会意見交換会に参加しましたので
ご報告をいたします。お時間ある時に、ご覧くださいませ。
認定再生医療等委員会とは
再生医療の治療を行うにあたり、
治療を提供する機関は『提供計画』を厚生局に提出する義務があり、
それをしないと法令違反になります。
その『提供計画』には、認定再生医療等委員会の『意見書』の添付が必須となっておりまして、私どももその委員会なのです。
《 お申し込みはこちらから 》
http://www.saisei.org/assessment/
何で東京にある学会が東海北陸厚生局主催の意見交換会へ行ったの?
先日大阪で行われた、医療業界最大級の商談会『メディカルジャパン』では
・他の委員会の方
・提供機関の方
・提供機関とお仕事をされている方
様々な立場の皆さまとお話しさせていただきました。
当委員会も発足から1年が経ったところで、様々な立場の方とお話しさせていただくうちに「他の委員会さんはどのように運営しているのかしら?」という気持ちがフツフツと湧いていたのです。
そんな時に、メディカルジャパンで厚生局のご担当者様ともご縁をいただき、この意見交換会のことをおうかがいしたのです。
(メディカルジャパンのご報告については、只今まとめさせていただいておりますので、愉しみにお待ちくださいませ。)
さぁ、いざ名古屋へ
委員メンバーからは、
法律・生命倫理担当で弁護士のK先生。事務局のSで出席することに。
東京から名古屋に向かい、名古屋駅からバスで揺られること20分。
茶色いレンガの趣のある建物が東海北陸厚生局です。
地域によって、立地場所や建物の雰囲気が違うのですよね。
いざ、会議です
会場にうかがうと、この字型に机が並べられており、
『意見交換会』という趣です。
ご用意いただいた資料に目を通すと、
15の委員会の皆様が出席されておりました。
名古屋、金沢だけでなく、仙台、広島、、と、私ども同様、
管轄域関係なく様々な地域からご参加されていました。
委員会の所属も、大学病院、クリニック、一般社団法人
出席されている委員の方も医師、事務局、様々です。
厚生局の担当者様の進行により、
・再生医療の役割
・委員会からの実績報告
・意見交換会
と進みました。
実績報告では、傾向や事例について
興味深く聞かせていただきました。
現場の実態について報告する中では、
委員会としての厚生局への要望もお伝えしていたという印象もありました。
また、どこの委員会さんにおいても
提供計画受領までの連絡や、委員会開催方法においても苦慮されており、
お互いがどの様に改善や工夫を図ったのか、有意義な意見交換がされました。
出席して感じたのは、
「同じ様に悩んでいることがあれば、同じ立場の人に知恵をお借りしよう」
ということでした。
思い悩む気持ちが楽になることはもちろんですが、
お客様へのサービスがより円滑に行き届く様、尽力したいと思った次第です。
この様な機会をつくってくださった厚生局のご担当者様に
大変感謝いたします。
これから
東京に帰ってきて、この『意見交換会』の内容を
委員会内で共有させていただきました。
来週にもその内容をもって、今後のサービスにどの様に活かすかというブレスト会議が行われる予定です。
さいごに
こちらをご覧いただきました皆さまにおかれましても、
何か当学会へのご指導、お気づきの点がございましたら
こちらよりよろしくお願いいたします。
《 お問い合わせ 》
http://www.saisei.org/contact/
ニュース
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